男の縮毛矯正,京都

縮毛矯正は美容室の技術だった

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縮毛矯正は美容室の技術だった

縮毛矯正の技術は本来、美容室(美容師)から生まれました。
縮毛矯正やストレートパーマは本格的に浸透されだしてから25年間ぐらい経ちますが、特にここ数年間で飛躍的に技術研究され、とりわけ新成分による矯正剤の開発が目覚ましく進展してきました。

初めの頃の縮毛矯正は、現在と比較して伸びが悪く、その上かなり髪を傷めたと思いますが、サラサラのワンレングス(ヘア)とともに、縮毛矯正(当時はストレートパーマ)が大流行しました。 
くせ毛でない人まで、サラサラ感をだすためストパーしたものです。

当時と現在とは薬剤と技術方法で雲泥の差があります。

 ここでは、とにかく「縮毛矯正は美容室から出た技術だった。」ということです。
最近は女性の縮毛矯正も「ナイロン髪のようなツンツンヘア」より「毛先が自然なストレート」を希望される方が増えて来ました。

しかし基本は女性の縮毛矯正は、「ツルツル、ピカピカ、サラサラ」なストレートヘアなんです。

で、男性の希望する縮毛矯正は?というと。


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男性はサラピカ!矯正を望んでいない

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男性はサラピカ!矯正を望んでいない

で、男性の希望する縮毛矯正とは?

考えてみると「サラサラ、ピカ ピカ」なストレートヘアではないような気がします。
くせ毛、縮毛がキチッと伸びて、「カッコイイ」ヘアスタイルであればいい。
格好良くセットできるスタイルを望んでいるのです。(アタリマエですが)

カッコイイためには、髪の根元がペタッとしてなくて、毛先もツンツンでない縮毛矯正を望まれています。

最近の草食系男子は、ヘアスタイルも女性っぽいストレートボブを希望したりするので、たまに「サラサラストレート希望」の男性も来店されますが。

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女性と同じ矯正では、男性はツンツンペタっとなる

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女性と同じ矯正では、男性はツンツンペタっとなる

男性の髪は、普通短いですから、真っ直ぐ過ぎるのは変なスタイルになるんですネ。
強い縮毛でキチっと伸ばした方や軟毛の方は、特にペタっとなります。
女性向きの縮毛矯正は「ツルピカ」を目指してますから、普通にやれば「ツンツンペタ」になって当然です。

それに短い髪は、確かに縮毛矯正しにくいです。縮毛が伸びにくいですね。
5センチ以下だと「お断り」もしくは「ちゃんとは伸びませんよ。」とサロンで言われることもあると思います。

1センチだと無理ですが、2センチあれば、何とかなるでしょう! 全頭が2センチだと、正直泣きますが。
髪の長さは3センチ以上、希望としては欲しいところです。

ツンツンペタっとした矯正毛は、スタイリングはワックスかムースで、文字通り「ツンツンヘア」に立たすしかありません。
ツンツンヘアが好きな男性や多毛の人は、一応カッコつきますが、軟毛で髪の量が多くない男性では、ツンツン立たせることがカッコ悪いスタイルになってしまいます。

息子も強い縮毛で、2ヶ月に1回縮毛矯正をしてやってました。
当初は、やはりツンツンに伸ばしたペタっとした出来上がりでした。
毎朝私がスタイリング剤を使ってブローセットして学校へ送り出していました。 そのことに何も不自然さを感じていませんでした。

しかしその内、忙しい毎朝のことなので、私がセットするのに少々疲れてきました。

息子が自分で、それなりの形にブロー出来れば「ええのになぁ~」。

そこから、「男性向きの縮毛矯正」の研究(大袈裟!)が始まりました。
誰も教えてくれません! そんな矯正の講習など アリマセンから。

その日から2年経ちました。

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根元と毛先に自然なボリュームと収まりを

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根元と毛先に自然なボリュームと収まりを

特殊なアイロンを使って、髪の根元に立ち上がりと毛先にはツンツンしないカール(丸みは出ません)を与えます。

矯正剤での処理で、すでに縮毛を伸ばしてないと特殊なアイロンを使ってボリュームは出ても縮毛やくせ毛が残ってしまいます。

アイロン前に、クセや縮毛が伸びきってない場合、ストレートアイロンで縮毛に熱を加えて伸ばします。(これが普通の矯正方法)
しかしこれをやってしまうと、後から特殊アイロンで根元や毛先に表情を付けようとしても、無理になります。 
1度完全に伸ばしきった髪にはボリュームも表情も、後からは付けられないのです。
矯正1剤での見極めが大事です。

また、
根元や毛先に強く「形」を付けてしまった場合、ボリュームは出ても、根元や毛先がウネり「くせ毛」のように見えたりします。

あくまで自然さ が大事なので、髪が濡れた状態ではストレート。
乾いた状態で、ツンツンせず、なんとなく自然に収まる のを目指した縮毛矯正技術です。

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スタイルに過大な期待は、しすぎないようにネ

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スタイルに過大な期待は、しすぎないようにネ

どんなスタイルでも可能な技術ではありません。
あまりに過大な期待をしていただくと、ハードルが高く、冷や汗ものです。
実際毎回汗だくで奮闘していますが。

今現在では、私の男性の縮毛矯正は、くせ毛、縮毛をキチっと伸ばしながらも、ペタっとしない自然さを求めた縮毛矯正の技術です。

硬毛や多毛の男性は、根元のボリュームは出やすくなります。
軟毛や毛量が少ない場合は、やはり硬毛の人のようにはボリュームは出ません。
その人本来の髪に沿ったボリュームや自然さってことになります。

もっといろんなヘアスタイルが自由にできる日がくれば良いですね。 顔晴ります!

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以外に時間がかかる男性の矯正

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以外に時間がかかる男性の矯正

男性の短い髪だと矯正時間も短いと思いがちですが、(私もそう思っていました)短い髪だけに、細かな作業となり、現在相当時間がかかっています。

これも私の未熟さからなのですが、

5センチぐらいの髪を新しく伸びた根元縮毛部分と既矯正部分(前に矯正した部分)を薬剤を塗り分けたり、塗布した上下の薬剤が混ざり合わないようにしたり と チマチマした作業の繰り返しなんです。




で、すみません。お時間の余裕をもって、ご予約くださいませ。

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